2種類のわたを育て始めました。
左がドワーフコットン。60cmぐらいにしか大きくならない矮性です。
右が高性わた。1m超えになるので、途中で摘心する必要があります。
ドワーフのほうの種はわたに包まれていますが、高性のほうはつるつるです。
先に発根して発芽したのは、高性のほうです。
水に浸して数時間で種の表皮が割れるという、恐ろしいほどの生命力。
へなへなな双葉ですが、茎はしっかりしています。
茎には赤い斑点があり、めずらしい芽です。
初めての栽培なので、見るものすべてが初体験なわけです。
一般にわたの栽培の難易度は高めで、特に北国ではタイミングが命です。
早く植えすぎると発芽に失敗し、暖かくなるのを待ちすぎて遅く植えると、わたができる前に寒さで枯れてしまいます。
今回、発芽器の暖かい環境で発芽させましたが、問題はいつ外に出すかです。
夜が冷える北国なので、弱って枯れる可能性もあるからです。
安全策として鉢植えにし、寒い時は室内に避難させる方法もありますが、忙しいときは避難できないかもしれません。
とりあえず、夜の寒さをしのげるかがいちばんの問題です。
わた収穫まで栽培が成功する確率は、五分五分な次第。
いやはや、暖かい地域が裏山鹿。