
飼育中のサワガニの水槽を見たら、サワガニがひっくり返った状態で動かなくなっていました。
上の写真は、ひっくり返っていたサワガニを起こして撮ったものです。
しっかりと脚を広げ、目だまを伸ばしてこっちを見ているようにみえますが、死んでいます。
サワガニは2009年と2010年に仲間入りしましたが、どっちの仲間だったかはわかりません。
仮に2010年だったとしても、4年半はいっしょにいたことになり、仲間入りした時点で大人だったので、この個体は年齢的にはけっこうご老体の状態で★になったと思います。
サワガニは人間とは全く違う姿かたちをしていますが、食べ物の「あげる」と「もらう」をわかっており、晩年は箸からニボシを受け取ることも多い日々でした。
しかし、最近では筋力や神経が弱まり、食べる量もごくわずかかゼロの日々が続きました。
生き物を飼育しているといつかは必ず来る別れの時。いつもそう思うように、今回も同じ思いです。
今までいっしょにいてくれてありがとう。ばいばい。
■追記
サワガニは、保管していた脱皮殻といっしょに野原風花壇に植えている木の根元に埋葬しました。