2011年05月01日
役割分担のムネアカオオアリ

ムネアカオオアリの働きアリは、4匹が育児担当、3匹が巣の管理担当のようです。


役割分担のムネアカオオアリ

『天井付近は、なんだか暖かいわー♪』


役割分担のムネアカオオアリ

『ちょっと!あまり近寄らないでよねっ!』

すんません(゚ー゚;A


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2011年04月17日
今度は分別生育か?

スポンジの垂直面で管理されていた幼虫ですが、また元の場所に戻っています。
しかし、その中の一部は、またスポンジの垂直面に置かれています。


今度は分別生育か?

垂直面にいる幼虫を上から撮ったところ。
落ちないようにアゴで支えるようにしています。幼虫は2匹に見えますが、陰に隠れているのを合わせると3匹です。


今度は分別生育か?

石膏の上には15〜6匹の幼虫が見えます。大きさは垂直面にいる幼虫と同じぐらいですが、なぜ分けているのかはわかりません。
羽化のタイミングをコントロールしている行為かもしれないので、今後も観察を続けます。
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2011年04月16日
アリの幼虫生育促進行為か?

普段は石膏の上で幼虫を管理している働きアリなのですが、スポンジの上のほうまで運んできて、そこでずっと管理しています。これは初めてのことです。


アリの幼虫生育促進行為か?

幼虫の固まりを支えつつ、この場所に維持しています。

アリを置いている部屋に暖房をいれてしばらくすると、働きアリがケース内の上部まで登ってくる現象が過去に何度もありました。ふたの裏に張りつく個体も多く見られました。昆虫は日光浴をして体温を上げる性質があるので、これは暖をとりたかったためだと思います。
…ということは、幼虫を暖かい場所に移動させたかったと考えてもいいかもしれません。

ゴミムシダマシの幼虫(ミルワーム)は、冷蔵庫に入れておくとずっと幼虫のままです。生長が停止するからです。しかし、常温下で飼育すると、普通にサナギになって成虫にまで羽化します。
これを踏まえると、働きアリは幼虫の生長を促し始めたと考えてもいいかもしれません。気温が上下する飼育環境でも、最低気温などの変化で春を知っての行動だと思います。
もしかしたら、自然界のアリの巣でも春が近くなると幼虫を地上近くの部屋に移動させているかもしれません。
全ては想像の域を超えませんが、あれこれ推理するのも飼育の楽しみなのであります。
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2011年03月24日
(この記事は地震前に書いてアップしていなかったものです。)

女王アリ、巣の外へ

昨夜撮った写真ですが、亡骸がえさ場兼ゴミ捨て場に運ばれていました。乾燥赤虫が入っている容器の中に置かれています。
細いチューブを通すためだったのか噛み切れなかったのか、解体は最小限にとどまり、ほぼ原形をとどめています。


女王アリ、巣の外へ

今朝の様子。容器の中に置かれてあった亡骸がスポンジの上に移されています。
えさ場兼ゴミ捨て場の中には働きアリがすでにいませんでしたので、ここを最終置き場と決めたようです。
アリの社会の影響範囲イコール巣の中なので、ここは巣の外、つまり働きアリはこれ以上関与しないことになります。


女王アリ、巣の外へ

亡骸を取り出した容器の中に、触角が1本入っています。右下の丸く弧を描いているのがそれです。


女王アリ、巣の外へ

アリ社会の関与が終了したので、女王アリの亡骸を取り出しました。ここから飼い主の役割が始まります。
右前脚が逆方向に曲がっており、成形中に折れてしまいました。恐らく、付け根をかなり噛まれてもろくなっていたと思われます。置き方が逆ですが、触角を置いてみました。もう一方の触角と左後ろ脚のふ節は発見できませんでした。


女王アリ、巣の外へ

真上から見たところ。左後ろ脚のふ節の欠損がわかります。昆虫特有のテカテカの体、ストロボが反射します。


女王アリ、巣の外へ

力尽きたムネアカオオアリの女王。昨年の6月下旬、ひょっこりと姿を現したこの女王アリは、小さな家族を形成しました。娘たちが育ち、巣の管理をまかせながら次の産卵期である季節を前に、女王アリは旅立ちました。
さようなら、女王陛下。さようなら、友だち。

今までの飼育は、対象生物と1対1のつきあいでした。しかし、今回アリという社会性の高い昆虫を初めて飼育したのですが、それは飼育の上の次元に存在する社会の間接的維持というものでした。
対象生物の威厳を尊重するのに加え、その社会にできるだけ関与しない形で維持するという初めての経験でした。
たくさんのことを教えてくれたムネアカオオアリの女王に、改めてここに感謝の意を表します。

この先、巣の繁栄は望めなくなりましたが、残された娘たちや幼虫の天寿を全うさせるまで、この飼育は続きます。
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2011年03月11日
お通夜終了、幼虫の搬送

お通夜の後、しばらくして亡骸がまた元の場所に運ばれました。
それとほぼ時を同じくして、今までほとんど入ることの無かった左の別室に、何匹かの働きアリが入り始めました。


お通夜終了、幼虫の搬送

すでに幼虫すべてを運び込んでいるようです。右の空間に2群、左の空間に1群の幼虫の固まりが見えます。
このあと、巣の環境維持担当の個体が保育担当の個体を口で咥えて運ぶ様子も観察されました。
これは完全な引っ越し行動です。別室をこれからの住居にするようです。


お通夜終了、幼虫の搬送

小さくてよく見えなかった幼虫らしきものも、超接写で幼虫であることがわかります。この状態で生長を停止して冬を過ごしたと思われます。


お通夜終了、幼虫の搬送

亡骸の解体は続きます。右にいる働きアリは亡骸の左後ろ脚の付け根を噛み、左にいる働きアリは逆方向に引っ張っています。
大きな亡骸の脚なので、何百回何千回と噛み続けてようやく切り取れる感じだと思います。

本来であれば、亡骸は飼育者が取り出して土に埋めたりの処置をするのですが、社会性の強い昆虫ですのでその社会なりのルールが存在するはずです。
ここはそのルールを尊重し、外から邪魔しないように観察をしたいと思います。
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2011年03月10日
女王アリのお通夜

左側の空間に置かれていた女王アリの亡骸が、本来の住居であった右側の空間に運ばれていきます。


女王アリのお通夜

死後硬直が解けた亡骸は、脚を広げられた形にされています。左右の触角が切り取られているので、徐々に解体も始まっているようです。写真右下に切り取られた触角が写っています。


女王アリのお通夜

亡骸が本来の住居であった場所まで運ばれました。


女王アリのお通夜

一族のいる場所でのお通夜のような儀式かもしれません。この場合も卵や幼虫の保育担当の働きアリは、その場を離れようとしません。このような保育担当の働きアリは常時3匹います。
このあと何が起こるのか、観察を続けます。
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